LEDテールランプダブル球回路:ブレーキとスモールの光わけ解説
車のLED業界パイオニアが16年間案内してきた定番高信頼回路
もくじ
ブレーキ時の光と、スモール時の光を同じLEDで兼用する
それを、ダブル球回路と呼んでいる。初心者キットで皆、学習するんだ!
キット紹介参考ページ
DIY LEDでは数々の造語を作って来たが、それが業界の定番になってるのが面白い。
赤のLED5本をダブル球にしてみよう!
過去の記事で紹介した赤LED5本点灯回路
すなわち、ブレーキ回路だ。
このままであれば、ハイマウントストップランプなどに使える
ハイマウントストップランプ製作ページ参照ステップ3まであります。
このままでは、スモールの点灯が出来ないので、少し付け加えます。
スモール用の抵抗とダイオードを増設するだけです。
スモールプラスもブレーキプラスも同じボルトのプラス電源ですが、
スモールプラスは、1KΩ(1000Ω)を通って減衰してから75Ωを通るので、
弱くしか、光らないのです。
そのスモール点灯状態で、ブレーキをかけたら、ガツン!と100%で光るということです。
この時、ダイオードを入れないと、車両破損の危険が高いです。
もちろんダイオードがないと、ダブル球で機能もしません。
ダブル球はダイオード必須な理由
夜間は常にLED側にスモール+が流れている。
ブレーキ側のダイオードのお陰で、
■重要■ブレーキ側にスモールの+が回り込むのを防いでる。
ブレーキを踏むと
LED側にブレーキのプラスが流れる。
それと同時にスモールプラス側へも流れ込もうとするが、
■重要■スモールのダイオードがそれを阻止してくれている。
スモール点灯状態でもブレーキが優先
スモールから常時電気が流れている状態で、
ブレーキを踏むと、スモールからくる電気より強いので、
上書きされるように、ブレーキが勝って
ブレーキ点灯になる。
ブレーキを離すと、瞬時にスモールに戻ります。
この回路が一番不具合がなく、安くむ回路で
無数の実績があるのです。安心ですね!
次回は、LEDの数を増やした場合のダブル球回路を解説します。
お楽しみに!