電源電圧を超えたLED回路は点灯しない理由

LEDの電圧と直列接続の仕組みを分かりやすく解説!
LEDを直列につなぐとき、電源の電圧を超えると点灯しません。
今回は「ビルの高さ」と「ボール(電流)」を使ったイメージで、分かりやすく説明します!
12V電源でLEDを直列につなぐとどうなる?
たとえば、赤色LED(電圧2V)を直列につなぐ場合:
- 5個直列(2V × 5 = 10V) → 点灯OK
- 6個直列(2V × 6 = 12V) → ギリギリ安定して点灯しない
- 7個直列(2V × 7 = 14V) → 完全に点灯しない
ビルの高さに例えると?
ここで「ビルの高さ」を電圧に、「ボール」を電流に例えてみましょう。
12mのビル(電源)から、10mのビル(LEDの電圧)に板を渡せば、ボール(電流)は転がります。
でも、
- 12mから12m → ボールは転がらない
- 12mから14m → ボールは上れない
つまり、LEDの合計電圧が電源電圧を超えると点灯しないということですね!
まとめ
LEDを直列に接続するときは、電源電圧とLEDの合計電圧の関係を考えましょう!
- 電源電圧よりLEDの合計電圧が低ければ 点灯
- 電源電圧とLEDの合計電圧が同じなら 点灯しにくい
- 電源電圧よりLEDの合計電圧が高ければ 点灯しない
ビルの高さとボールのたとえをイメージしながら、LEDの配線を考えてみましょう!