LEDを3本直列に点灯する方法(3.2V)・12V及び14.4V車両用回路STEP3
もくじ
LEDを3本直列にする回路12V入力
3本直列にしました。
12V電源で、LEDの電圧は3.2+3.2+3.2=9.6Vですので
12-9.6=2.4Vの電圧差があります。
2.4V÷0.02A(20mA)=120Ωになります。
LEDを3本直列にする回路ダイオード入り12V入力
ダイオードを入れた回路です。
12V電源で、LEDの電圧は3.2+3.2+3.2=9.6V
12-9.6=2.4Vの電圧差があります。
ダイオードの電圧降下0.5V引くと1.9Vになりますね。
1.9V÷0.02A(20mA)=95Ωになります。
実際は手に入りやすい100Ωを使いましょう。
LEDを3本直列にする回路ダイオード入り車両用14.4V入力
ダイオードを入れた回路です。
車両なので12電源ですが、いつも通り14.4Vで計算しましょう。
LEDの電圧は3.2+3.2+3.2=9.6V
14.4-9.6=4.8Vの電圧差があります。
ダイオードの電圧降下0.5V引くと4.3Vになりますね。
4.3V÷0.02A(20mA)=215Ωになります。
実際は手に入りやすい220Ωでも良いですが、少し高めの240Ωを使いましょう。
重要! 3.2VのLEDでは4本は点灯できません。
4つのLED直列にして、
暗くしかつかないとか、クレームをもらうことが多いのですが、
そもそも入力が12Vなら点灯すらしません。
なぜなら、
電気は高いところから低いとこへ流れます。
図を見てもらうとわかるように、LED3.2Vが4つですので合計12.8V電圧になります。
すなわち、12.8V以上の電源が無いと点灯しないということです。
困ったもので、車につけると、たまに14.4V位出るので、光るには光るのですが、
暗かったり、点滅したりします。
5個LEDを直列にすると、16V以上必要なので、光ることはまず無いです。
電圧が2V台の赤や黄色のLEDは別なのですが、
これは次回にでも解説したいと思います。
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