同じ電流でも点灯LED数が3倍違う!LED回路の効率を解説

LED点灯の消費電流比較:直列 vs 並列
LEDを点灯させる際の消費電流について、直列接続と並列接続の違いを計算し、効率を比較します。
A回路:3個直列のLEDを5並列で点灯
電源電圧:12V
白色LEDの電圧:3V
直列LED数:3個
抵抗値:150Ω
1直列回路の電流:20mA
並列数:5
合計消費電流:
20mA × 5 = 100mA
B回路:1個のLEDを5並列で点灯
電源電圧:12V
白色LEDの電圧:3V
直列LED数:1個
抵抗値:450Ω
1直列回路の電流:20mA
並列数:5
合計消費電流:
20mA × 5 = 100mA
LEDの効率比較
点灯LED数:
A回路:15個(3個直列 × 5並列)
B回路:5個(1個直列 × 5並列)
同じ消費電流で、A回路の方が3倍多くのLEDを点灯可能。
15回路に増やした場合の比較
A回路の消費電流:100mA × 3 = 300mA(LED 45個点灯)
B回路の消費電流:100mA × 3 = 300mA(LED 15個点灯)
効率比較:
A回路はB回路の3倍のLEDを点灯できるため、電力効率が良い。
まとめ
直列接続を活用すると、同じ消費電流でより多くのLEDを点灯可能。
さらに、抵抗の発熱も少なくなるため、電力ロスを抑えられる。