2V赤LED2個を12Vで点灯させる計算方法

2V赤LED2個を12Vで点灯させる計算方法
LEDを直列につなぐ際に必要な抵抗値を求める計算方法を解説します。
基本の計算式
LEDの直列接続時の抵抗値は以下の公式で求められます。
抵抗値 (Ω) = (電源電圧 - LED合計電圧) ÷ 電流 (A)
2V赤LEDを2個直列にする場合
- LEDの順方向電圧 (Vf):2V
- LEDの個数:2個
- 電源電圧:12V
- LEDに流す電流 (標準値):20mA (0.02A)
抵抗値の計算
LED2個直列の合計電圧は以下のようになります。
2V × 2個 = 4V
これを12Vの電源で駆動するために、必要な抵抗値を求めます。
抵抗値 (Ω) = (12V - 4V) ÷ 0.02A = 8V ÷ 0.02A = 400Ω
抵抗の選び方
1/4W (0.25W) の抵抗です。
消費電力 = 電圧 × 電流 = 8V × 0.02A = 0.16W
0.16Wであれば、1/4W (0.25W) 抵抗を使用すれば問題ありません。
まとめ
- 2V赤LEDを2個直列にする場合、合計電圧は4V。
- 12V電源で駆動するには 400Ω 以上の抵抗が必要。
- 消費電力は0.16Wなので、1/4Wの抵抗で十分。
これで、2V赤LED2個を直列につないで12Vで安全に点灯させることができます。