12V電源で3VのLEDを3個直列につなぐ場合の抵抗の位置

LED工作時の基板の抵抗とダイオードの位置
12V電源で3VのLEDを3個直列につなぐ場合の抵抗の位置
LEDを直列につなぐ際、電流を適切に制御するために抵抗を入れる必要があります。抵抗の位置は以下のどこでも問題ありません。
- プラス側(電源+端子)の1個目のLEDの前
- 1個目のLEDと2個目のLEDの間
- 2個目のLEDと3個目のLEDの間
- 3個目のLEDの後(マイナス側)
どこに入れても流れる電流は同じなので、配線しやすい位置に設置してOKです。
ダイオードの位置について
ダイオードは以下のどの位置に入れても問題なく機能します。
- プラス側(電源+端子とLEDの間)
- マイナス側(LEDの後、GND接続前)
- 両方(プラス側とマイナス側の両方にダイオードを入れる)
ダイオードは電流を一定方向にしか流さないため、向きに注意してください。
ダイオードの電圧降下について
ダイオードには電圧降下があり、一般的なシリコンダイオードでは約0.7Vですが、簡単にするために1Vと仮定します。
- ダイオードを1つ入れる → 12Vの電源でも回路には実際に11Vしか流れない
- ダイオードをプラス側とマイナス側の両方に入れる → 合計2Vの電圧降下で回路には10Vしか流れない
実際の基板での配線方法
回路図上ではプラス側やマイナス側のどの位置からでも電源を取ることができますが、基板のレイアウトによって最適な場所を選ぶのが重要です。
- 配線がしやすい場所から電極の配線をハンダ付けする
- 基板上のスペースやパターンの都合に合わせる
回路図と実際の基板上の配線は異なるため、作業しやすい方法を見つけましょう。
まとめ
- 抵抗の位置はどこでもOK
- ダイオードの位置も自由
- ダイオードを入れると電圧降下が発生する
- 基板では配線のしやすさを考える
この基本を理解すれば、自由にレイアウトが可能になります。ぜひ、実際に試してみてください!