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LEDがすぐ切れる原因は「抵抗のまとめすぎ」にある|長持ちさせるための正解

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基板上のLED回路で発生した、過負荷による熱破壊のマクロ撮影(接写)。横に寝かせられた1本の制限抵抗のすぐ隣で、特定の1列のLED(SMDタイプ)が激しく炎上し、強い黄色〜白の炎を上げている瞬間。ガラスエポキシ樹脂の基板表面が黒く焦げて煙が立ち上り、隣接する抵抗自体も熱で焼け焦げて変色している。見た目には分からない、内部での致命的な故障を可視化した画像。
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ごんた屋てんちょうのNORIです。自分でやってみる!という人生を楽しんでます。LEDから始まり料理、住まい全般なんでもDIYです!

LEDをたくさん並べて工作するとき、1列ずつ抵抗をつなぐのは「めんどくさい」と感じる作業かもしれません。
しかし、ここで手を抜いて「1個の大きな抵抗」でまとめてしまうと、LEDの寿命はガクンと短くなります。
見た目には普通に光っていても、実はLEDに無理をさせている理由を解説します。

1. LEDには一粒ずつ「個性」がある

同じ袋に入っている同じ種類のLEDでも、実は電気の通りやすさ(VF)が微妙に違います。
「2.0Vで光る」と書かれていても、実際には1.9Vで光る子もいれば、2.1V必要な子もいます。
この「わずかな違い」が、抵抗を1つにまとめたときに大きなトラブルを引き起こします。

工作自作ドットコムが推奨する正しいLED基板の構成。緑色の基板に赤色LEDが整然と並び、それぞれの直列ラインに対して個別のチップ抵抗が一つずつ丁寧にハンダ付けされている。すべてのLEDに均等に電流が流れる、長寿命で高品質な仕上がり。

2. 抵抗を1つにすると「特定のLED」に負荷がかかる

抵抗を1個にまとめてしまうと、電気は一番流れやすい(VFが低い)LEDの列にドバーッと集中して流れてしまいます。
見た目には同じ明るさに見えても、その列のLEDだけには設計以上の電気が流れて、ものすごく無理をしている状態になります。
無理をさせたLEDは熱を持ち、どんどん弱って、最後には点灯しなくなってしまいます。

LEDの電流制限を水の流れに例えた比較イラスト。左側の「×」は1つの蛇口(抵抗)を共有しており、一番低い出口(VFの低いLED)から水が溢れ出し、車輪が壊れそうになっている様子。右側の「〇」は出口ごとに個別の蛇口がついており、水の流れが均一にコントロールされ、車輪が安全に回っている様子。

3. 1つ消えると「故障」への連鎖が始まる

一番負荷がかかっていた列が断線してしまうと、そこを流れていた電気が、残った他の列にさらに強く流れ込みます。
すると、次に電気の通りやすかった列がまた過負荷で点灯しなくなります。これを繰り返して、最後にはすべてのLEDが順番に全滅していくのです。
これが、手抜きのLED加工品が「最初は光っていたのに、すぐパラパラと切れる」本当の理由です。

4. スモール用(減光)の抵抗が1個でいい理由

ライトを暗く光らせる「スモール用」の抵抗を1つにまとめるのは問題ありません。
それは、各LEDの列にすでに「メインの抵抗」がしっかりついているからです。
それぞれの列で電気が守られている状態なら、その手前で全体の電気を少し絞る分には、バランスが壊れる心配はありません。

 

5. 「めんどくさい」の先に本物の品質がある

LEDや部材が高騰している今だからこそ、長く使えるものを作ることが大切です。
100列あれば100個の抵抗を丁寧につける。この「あえて手間をかけること」が、プロの作る作品と、すぐ壊れる安物の決定的な違いになります。
工作自作ドットコムは、そんな責任あるものづくりを応援しています。
今ある道具を大切に、数年先まで美しく輝く作品を完成させましょう。

 

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