LED工作のダイオード選び。1Aや6Aなど、アンペア(A)の種類が違うのはなぜ?
工作自作ドットコムをご覧の皆様、こんにちは。管理人のNORIです。
前回の記事では、車のLED工作に「整流ダイオード」が絶対に欠かせないというお話をしました。逆走してくる電気からLEDを守ってくれる、大切な「守護神」でしたね。
でも、いざダイオードを買おうとすると、こんな疑問が出てきませんか?
「1A(アンペア)って書いてあるものや、6A、中には10Aなんてものもある……。一体どれを選べばいいの?」
今回は、ダイオードに書かれている「アンペア(A)」の正体について、小学生の皆さんにも分かりやすく解説します。
もくじ
ダイオードの「A(アンペア)」は、電気の道の「広さ」のこと
ダイオードに「1A」や「6A」と書かれている数字。これは、そのダイオードが「一度にどれくらいの電気を安全に通せるか」というキャパシティ(許容電流)を表しています。
一番分かりやすいのは、「道路の幅」で考えることです。

- 1Aのダイオード: 車が1台やっと通れるくらいの「細い道」
- 6Aのダイオード: 車が何台も同時に走れる「広い高速道路」
どちらも「電気を一方向に流す」という役割は同じですが、その道がどれくらい広いのか、つまり「何台の車(電気)が同時に通れるか」という定員が違う、ということなんです。
無理をさせると、ダイオードが「熱」を出して壊れる
ここで大事なのは、「走る電気の量(車の数)」に合わせた道を選んであげることです。
例えば、たくさんのLEDを光らせようとして、たくさんの電気(車)を流したいのに、1Aという「細い道」を選んでしまったらどうなるでしょうか?
道はギュウギュウ詰めになり、大渋滞が起きます。

電気の世界で渋滞が起きると、ダイオードは猛烈な「熱」を持ち始めます。
熱が出すぎると、ダイオードそのものが壊れてしまったり、周りの配線を溶かしてしまったりすることもあります。せっかく一生懸命作った作品が、熱でダメになってしまうのは悲しいですよね。
「大は大を兼ねる」けれど、ちょうどいいサイズを選ぼう
「じゃあ、全部一番大きな10Aのダイオードを使えばいいんじゃない?」と思うかもしれません。
確かに、広い道(大きなアンペア)なら、電気が詰まって壊れることはありません。これを「大は大を兼ねる」と言います。
でも、大きなダイオードは本体のサイズも太くて大きく、狭い車内では取り付けにくいこともあります。だから、自分が作るLEDの数に合わせて、「余裕を持った、ちょうどいいサイズ」を選んであげることが、クリエイターとしての腕の見せ所なんです。
まとめ:まずは自分の回路の「電気の合計」を知ること!
ダイオードの種類が違う理由は、「流したい電気の量に合わせて、安全な道路の広さを選ぶため」でした。
では、自分が作ろうとしているLED回路には、一体どれくらいの電気が流れるのでしょうか?
次回の記事では、その簡単な計算方法と、俺が大切にしている「失敗しないための黄金ルール」をお教えしますね!
▼ 今回の内容にぴったりのダイオードはこちら
・12V車LED自作用 整流ダイオード 1A(10本入)
・大容量・整流ダイオード 6A
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工作自作ドットコム 代表 NORI