抵抗をLEDの間に入れて回路をコンパクトにする方法

12VでLEDを点灯させる方法(6個のLEDを縦に並べる)
LEDを12Vで点灯させる際に、6個のLEDを縦に並べて配置する方法について解説します。
LEDは3Vの白色LEDを使用し、電流は20mA流れる設計とします。
ここでは、配線がしやすく、実際に作業しやすい3つの方法を紹介します。
【方法1】 3直列のLEDを2組作って並列にする方法
この方法では、
- LEDを3個直列につなぐ(3V×3個=9V)
- 直列にしたものを2組作る
- それぞれの直列回路のプラス側に150Ωの抵抗を入れる
- 2組の直列回路を並列につなげる
メリット
配線がシンプルで作業が簡単
直列のため電流が均等に流れやすい
注意点
並列にするため、抵抗はそれぞれの直列回路に入れる
【方法2】 LEDの向きを工夫して配線を楽にする方法
この方法では、
- 縦に3個直列のLEDをプラスマイナス(アノード・カソード)の順で配置
- もう1つの直列回路は逆にして配置
- LEDの真ん中でマイナス側同士が向き合う形にする
メリット
基板上の配線をシンプルにできる
LEDの配置が整然として見た目が良い
注意点
LEDの向きを揃えるのではなく、互い違いにする
配線ミスを防ぐため、実際に紙に書き出して確認しながら作業する
【方法3】 抵抗をLEDの間に入れてコンパクトにする方法
この方法は【方法2】と同じ回路ですが、
抵抗の位置を3個直列のLEDの間に入れることで、
配線をよりコンパクトにする工夫を加えます。
例えば、
- 1つめと2つめのLEDの間に150Ωの抵抗を入れる
メリット
抵抗をLEDの間に配置することで、基板上のスペースを有効活用できる
はんだ作業がしやすくなり、見た目もシンプルにまとまる
注意点
抵抗をどこに入れるか事前に考えておく
電流値や電圧を確認しながら、適切な抵抗値を選ぶ
まとめ
今回紹介した3つの方法は、それぞれにメリットがあります。
作業のしやすさや見た目のシンプルさを考慮しながら、
用途に合わせた方法を選んでください。
特に初心者の方は【方法1】が分かりやすくておすすめです。
慣れてきたら、【方法2】や【方法3】も試してみると良いでしょう。
LEDの配線を工夫することで、より効率的に作業できるようになります。
ぜひ参考にしてみてください!