LED抵抗計算の基本

12V電源で2VのLEDを20mAで光らせる方法
なぜ計算が必要なの?
LEDは決まった電圧(この場合は2V)で光ります。
しかし、12Vの電源では直接つなぐとLEDが壊れてしまいます。
そこで、「電流制限抵抗」を使って、安全に光らせる必要があります。
計算方法
必要な抵抗の値は、次の式で計算できます。
抵抗値(Ω)=(電源電圧 – LEDの電圧)÷ 電流(A)
今回の条件では、
(12V – 2V)÷ 0.02A = 500Ω
注意点
- LEDを守るために、必ず抵抗をつけましょう!
- 500Ωの抵抗が手元になければ、近い値(例えば470Ωや510Ω)でもOKです。
- 抵抗の電力は、「電圧×電流」で求められます。(10V × 0.02A = 0.2W)
- 1/4W(0.25W)の抵抗
まとめ
12V電源で2VのLEDを安全に光らせるには、
500Ω(1/4W以上)の抵抗を使いましょう!
補足:抵抗の消費電力について
抵抗の消費電力は次の式で求められます。
P = V × I
今回の場合、抵抗にかかる電圧は 10V(12V – 2V)、電流は 0.02A なので、
P = 10V × 0.02A = 0.2W
したがって、1/4W(0.25W)の抵抗で対応できます。